2011年9月3日土曜日

夏の群馬一泊二日の旅④ まさかの展開。あいつがやってきた・・・

歴史ある積善館は
今回泊まった本館の他、山荘と佳松亭の3つの建物が
つながっている迷路のような旅館です。

夕御飯を食べ終わった後は
探検タイムです♪



本当に迷路です。

どうりでチェックインの時の館内の説明が長かったはずだ。
そして・・・


ここが!

山を切り崩して増築している旅館なので
館内に不思議なトンネルが出現。
ここが「千と千尋の神隠し」の最初と最後のシーンで
使われている不思議の国へのトンネルのモデル。
嬉しくて往復してしまった。



さて、わくわくとした探検も終わりにかかったその時でした。



目に飛び込んだ ジブリなイベント告知

たまたまイベントを行うホールの前を通りかかった私たち。
「あ、お客様!イベントはこちらでーす」と
参加者と間違えられて、たくさんの子供たちと一緒に誘導されてしまい
うっかりそのまま参加してしまいました。

さて、何が始まるのかしら・・・?

これは・・・

写真が暗くて分かりづらいのですが
スクリーンの前にいるのは
積善館の社長さん。

社長さんのナレーションつきで
「千と千尋の神隠し」の名シーンが上映されていく・・・のですが・・・

なぜかすべて “かおなし”というキャラクターに焦点を当てています。
かおなしといえば、映画の中ではひと際気持ち悪いあいつですよね。



千を無言で追いかける かおなし



無言で千と一緒に電車に乗る かおなし・・・


居場所を見つけた かおなし



積善館の社長さんはこう言います。

「かおなしの視点から見れば、この映画はハッピーエンド。
だから彼は実は良いやつなんだ!みんな分かってくれないか??」

そ、そうですか。

社長さんの勢いに会場全体が固唾を飲んだときでした・・・

窓の外に・・・


ざわざわっ

社長の元に駆け寄る積善館のスタッフ。
「社長、かおなしが遊びにきています!」

な、なんと。
どよめきたつ会場。恐れおののく女子供衆。



かおなしから話を聞く社長さん

写真、暗くてスミマセン。
社長さん、かおなしの元に駆け寄って話を聞いています。

社長「みんな、かおなしが一緒に遊びたがっているけど良いかな?」

社長「みんなで呼ぼう!か・お・な・しー!」


友達になりました。

私たちの呼びかけにおずおずと反応を見せるかおなし。

最終的には一緒に花火をやって
お客さんとの記念写真に応じます。
かおなし!人気者じゃん!

イベント会場、盛り上がりすぎて収集がつかなくなっていたので
「すみませーん!かおなし終電で帰りますんで!」

と、超強引にイベントが終了しました。
終電って・・・実にシュール・・・

歴史ある古旅館でまさかの経験をしたのでした。
いやぁ 面白かったわ~

つづく