2011年9月24日土曜日

鹿児島おんな2人旅⑨【肥薩線の駅舎に萌える】

肥薩線は車窓からの風景もとっても素敵ですが
駅自体も魅力的な駅がたくさんありました。

はやとの風同様、いくつかの駅で
長めの停車時間を設けてくれていたので
たくさん写真が撮れましたよー!


矢岳駅


いい駅舎だなぁ。

興奮状態のあまり
デジカメを落としました。壊しました。
なので駅舎の美しさを伝える術が
わずかな写真しかありません。



大畑(おこば)駅

雰囲気の良い無人駅。

名刺だらけ!

この駅の壁に名刺を張ると
出世するらしい・・・のです。

誰もいない無人駅。
壁一面に名刺が貼ってある光景は
ここを訪れたたくさんの旅人の気配がして
とっても不思議でした。


いろいろな人の名刺がありました

よーく見ると芸能人の名刺とか
知り合いが働いている会社の名刺とか。

私も張ろう!と思っていたのですが
しまった!忘れた・・・
痛恨のミス・・・

仕方ないので白い裏紙に
手書きで名前と会社名を書いて
想いを込めて張っておきました。

あんまり出世欲無いけど念のため!

そして

真幸駅

真の幸せになれる駅、ということで
ここでは鳴らすと幸せになれる鐘
お土産にも大人気幸せになれる切符が買えたりします。



ごん!ごん!ごん!

1回鳴らすと少し幸せ
2回鳴らすともう少し幸せ
3回鳴らすととっても幸せ?だったかな。

とりあえず皆さん鳴らしまくっていました


また来てねー

電車が発車すると
駅の皆様が手を振ってくれます。
本当に行くと幸せになれる駅だと思いました。


これにて九州の旅日記は終了。


読んでくださった皆様、ありがとうございます。

終わり

鹿児島おんな2人旅⑧【いさぶろう・しんぺい 日本三大車窓!】

吉松駅に到着した我々。
そこから
いさぶろう・しんぺい

鹿児島県の吉松駅~熊本県の人吉駅間を走る列車。
ずっと憧れてました!やっと乗れる!感動!
日本三大車窓の矢岳越え、スイッチバック、大畑ループなど
鉄道ファン的には見どころ満載だそう!
これは楽しみすぎる!

ちなみに下りが「いさぶろう」
上りが「しんぺい」だそうです。
乗っているうちに分からなくなっちゃうので
ひとまとめでいさぶろう・しんぺいと呼ばせてください。


出発~♪

標高430Mの山岳に列車がさしかかると
景観を楽しめるように一時停止。

すっごい綺麗!

日本三大車窓だそうです。


美しい車窓を見ながら駅弁タイム♪

幸せすぎる。。



大畑ループ

ループとは・・・すごくざっくり説明するに
らせん状に敷かれた線路のことだそうです。

山間部など傾斜がある場所に線路を敷く場合
まっすぐ敷くよりらせん状に敷いたほうが
ゆるやかな傾斜になりますもんね。
確かに道路もそうですよね。山道はグルグルしてます。

上記の写真もよーく見ると
らせん状の線路が見えるんです。。

鉄道ファン的には萌スポットらしいのですが
・・・線路の設計的な部分にはあまり興味が湧かず。
皆が撮っていたのでつられて撮ったけど
写真の撮り方も見るからに雑。
(すみません)

とはいえ高い高い山の上から見下ろす町や自然は
とっても綺麗で感動の一言でした。

鉄道のことが分からなくたって
綺麗なものは綺麗です!


つづくー

鹿児島おんな2人旅⑦【九州鉄旅!はやとの風】

旅3日目です。

本日はどっぷりと鉄道に乗る旅を楽しみました。


はやとの風

鹿児島中央から吉松までを
人気観光列車 はやとの風 で移動します。
黒塗りのボディがかっこいいなぁ。


すっかり見慣れた水戸岡デザイン


桜島ビュー

パノラマ窓のカウンター席で
コーヒーを飲みながら桜島を眺めました。
席を指定するなら絶対海側がおススメ。




嘉例川駅

大隅横川駅

ともに鹿児島に現存する最古の駅舎だそうです。
木造の駅舎がムード満点。
こういった目玉駅にはちゃんと写真撮影用に
停車時間を眺めに設けてくれています。

写真を撮影したり
売店で売られているお菓子を買ったり
あっという間の1時間半が過ぎ
そして列車は終点 吉松駅に到着しました。

これより次なる観光列車に乗り込みます!

つづくー

2011年9月23日金曜日

鹿児島おんな2人旅⑥【恐竜たちがいるところ】

噴火も見れて大満足の観光バスも終了。

これからは徒歩で行動。
今回桜島に行くことになった、お目当ての場所に向かいました。

・・・

・・・恐竜公園。

恐竜のオブジェが贅沢にちりばめられた
桜島で1番フォトジェニックな空間です


おみごと!

さっそく恐竜に頭から食われる猫村さん。
なんて演技派なんだ!

私もここまで上手にはできませんでしたが
恐竜との記念撮影を楽しみました。

他の観光客の生ぬるい視線にも負けず
とっぷりと日が暮れるまで
恐竜と撮影を楽しんでしまった。

おかげでもう1つのお目当てである
「日本一長い足湯」 という
すっごい気になるスポットへは行けず。
あぁ残念。名前からしてシュールだったのに。


また来いよ

よく見ると葉っぱをくわえた粋な恐竜。

そうだね、また来るよ。
その時は絵コンテ書いて自分撮りももっと
上手にできるように励みます。

再びフェリーに戻り
鹿児島市内で夕ご飯。





鹿児島グルメを堪能♪

猫村さんは美味しそうに焼酎を飲んでおりました。
いーなー


つづく

鹿児島おんな2人旅⑤【桜島の迫力に大興奮】

鹿児島に到着しました。


実は、今回の鹿児島旅の数日前・・・
yahooニュースに「鹿児島 桜島噴火活発 街にドカ灰」との記事が。

火山の噴火ってものに
全く馴染みのない私と猫村さん。

「これは旅に行って平気なのか?」
「桜島には入れるものなのか?」
「でも鹿児島の皆さんは普通に暮らしているんだよね?」

などと勝手が分からずオロオロ。
ちょっとドキドキしていましたが、行ってみればなんてことのない
鹿児島の人たちの日常がありました。




灰指定置場



灰収集所

これって何日分くらいの灰なのかしら?

集めるの大変そう

灰が降ってくることが鹿児島の日常なんですねぇ。
灰置場なんてあるのかー

街は綺麗に掃除されていました。
でも風が吹くと砂埃ならぬ灰埃がすごかったです。
目が痛い。


灰と日常を共にする鹿児島市内を横目に見つつ
桜島行きのフェリーへ向かいました。

このフェリー、本数がものすごくあるので便利。



晴天っ


本当に晴れて良かった




にゃー

桜島到着後は、食堂みたいな場所で
鹿児島豚のステーキを食べました。
けっこう美味しかったです!




ガイド付きで桜島1周

桜島の中での歩き方が全く分からなかったので
プロにお任せ。
観光バスに乗り込むことにしました。



ときどきあがるモクモクは煙なのかしら?

桜島の歴史や見所などを
ガイドさんの説明を聞きながら見て回りました。
やっぱりプロの力が加わると知識が広がるー

途中、絶景スポットで記念撮影などもあり
大満足。

しかしながらガイドさんはどうしても
噴火する瞬間」を私たちに見せたかったようなのですが
本日の火山は穏やかムード。

と、その時でした・・・


ぼーん

と音が聞こえました。
一気に真っ黒の煙がモクモク。
これはすごい。


すごーい




あっという間に灰だらけ

さっきまで青空だったのに
一瞬でグレーの空に。

桜島の火山の威力を思い知りました。



つづく

鹿児島おんな2人旅④【指宿のたまて箱】

枕崎から再び指宿に戻った我々。
ホテルのチェックアウトなどをすませ
指宿駅ホームでお目当ての電車を待ちます。

枕崎まで行った時点で
ひと旅した気分なのですが
2日目のお楽しみはこれからです。
早起きは3文の得だなぁ。




指宿のたまて箱!

指宿枕崎線を走る人気の観光列車です。
昨日乗ったつばめと同じ水戸岡デザイン。

白×黒のデザインがおしゃれです。
白が海側、黒が山側なんだって。

ぷしゅー



おお・・・これは。
たまて箱って名前なので扉が開くときにミストが噴射。

車内こんな感じ

海側を向いたカウンター席を手配していたので
コーヒーを飲みながらのーんびり鹿児島中央駅まで向かうのでした。


つづく

鹿児島おんな2人旅③【JR最南端を目指して】

旅2日目。現在時刻AM5:30です。


朝焼け前のグラデーション

おんな2人、眠い目をこすりながらホテルを出て
ぽてぽてと夜明け前の指宿駅へ向かっております。
朝が弱いことにおいては世界的権威である同行者の猫村さん。
彼女と一緒の旅なのに、なぜこんな早朝から行動をしているのかっ?





理由はもちろん「鉄」ですよ

せっかく本州の南端である指宿にいるので
JR最南端の駅まで行ってみようってことになりました。

ただ単に行ってみたいだけ。乗りつぶしです。
鉄道路線図で見たときに「ここ行った!」という
達成感を得たいの!鉄だから!

電車は1日数本なので、2日目の予定を考えると
始発で行って、ちょっと写真撮って折り返してくる、というハードスケジュールに。


わくわく

7月の青森1人旅で 本州JR最北端 の大湊線に乗ってます私。
これで最北端・最南端 制覇でございます。


九州っぽい景色だなぁ

開聞岳(かいもんだけ)は見た目が富士山っぽいから
薩摩富士とも呼ばれているそう。

薩摩の富士に見守られつつ


JR最南端の駅「西大山」

終点ではありませんが、この駅が地理的には
JR最南端だそうです。
沖縄にゆいレールができるまでは
日本最南端だったんだって。(今はJR最南端)

今回は終点の枕崎を目指したいので
この駅は通過しただけ。
今度は降りてみたいなぁ。幸せの黄色いポストがあるんだって。

そしてー



終点 枕崎駅!


JR最南端の終着駅ってことで
どんな駅舎なのかな?スタンプあるかな?
・・・とわくわくしていたのですが・・・

駅舎は無く
小さなプラットホームを出ると


こんな看板があるだけ。
そして



圧倒的存在感のドラッグストア

が駅の目の前に立っていて驚きます。


↓駅は、その後ろ側の小さな小道から入るんです。
曲がるとすぐホーム。



これが駅入り口・・・

なんて簡素な駅。
のんべい横丁の入口にしか見えない。

もっと本州の終着駅であることを声高に叫べばいいのに。
なんて控えめなんだ!



右下に薄く書かれている「枕崎駅を想う会」の文字

応援したい・・・

後ろの鮮やかなグリーンの壁はドラッグストアさんです。
「終着駅」の看板が完全に負けている。

この行き止まりは稚内から続いている
線路の終着駅。
「最南端」とか「終着駅」って旅人魂をくすぐるじゃないか。

何人の旅人が続く線路の長さと
ドラッグストアの存在感に想いを馳せたのでしょう。

胸に熱いものをひしひしと感じながら
折り返し指宿に戻る電車に乗り込み
再び来た道をホテルまで戻るのでした。

つづく



(駅の外には立派なモニュメントがありましたよ)