2013年2月24日日曜日

極寒の網走 真冬の旅へ③【流氷が見えない流氷ノロッコ】

流氷を見終わってしまった我々。

さて、目標を達成してしまった。
もう特に予定がありません。

網走といえば網走刑務所ですが、メガネグマさんは行ったことがあるらしく
私もなんとなく気が進まず(だって怖そうだもん)

フェリー乗り場の観光案内書にあったパンフレットを
パラパラと見ていたところ
「あ、網走駅から出ている流氷ノロッコに乗れるかも!」と
今更ながら気が付きました。

という訳で乗ってみることにしました。


流氷ノロッコ。真冬の流氷を眺めながらの鉄道の旅。
素晴らしい・・・

と思いきや

外と電車の中の温度差でガラス窓が曇ってて
ぜんぜん外が見えないーーー

4人掛けのボックスシートに
私、メガネグマさん、団体旅行で来ていたご夫婦 で
腰かけていたんですが

1分ごとに誰かが必死にガラスの水滴を拭く

という地味すぎる作業を一致団結して必死に行いました。

最初ポケットティッシュで水滴を拭いていましたが
まったく追いつかないぐらいの水分量のため
ポケットティッシュの消費量が半端ない。

ご夫婦の旦那様が自らのフェイスタオルを生贄にしてくださりました。
このご夫婦、私たちより先に途中下車されたのですが
「あとは頑張って!」とフェイスタオルを私たちに託してくださいました。
ステキすぎる・・・ありがとうございました。

フェイスタオルとご夫婦の思いを引き継いだ
私とメガネグマさんは、その後も1分ごとに窓を拭き続けたのでした




つづく